「札幌の景観色フレーム」のリニューアル…その1

「札幌の景観色フレーム」
フォトカード用のフレームを探していた時に丁度良いものが量販店にありました。
MDF合板そのままだったので「何か色を塗りたいね…」と言っていました。
色々と検索していくと「なんだ?この札幌の景観色っての?」
一つ一つの色の名前、そしてその由来を見ていくと「これで塗りたい!」と思うようになりました。
フレームの製造業者に商用利用可能かの確認をとり、塗料がとても身近にあることも判明。

そうして出来たフレームですが…量販店での販売に対応するための海外での生産品がベース。
そのために工作精度が悪く「購入された方で難儀している方もいるかもしれない…」と思うこともありました。
品質にもバラツキが大きく、数件回っても数個しか手に入らないことも度々です。

「価格が上がっても、もっと良いものはないだろうか?」
知っている木工さんに相談したりネットで探してみるけど、どうしても「フレーム」では見つけられない。
正方形という形状、そしてあの大きさ…それを超えて訴えてくるものが見つけられないのです。
半年以上悩み、そして最後に出した結論は…「自分で作ろう」

作り方を色々と考えて、そこから必要な材料を買ってまずは初号試作。
とりあえずベニヤを使って試してみると、そんなに悪くない。
(レーザーカッターでパーツの切り出しと彫刻をします)

でも…ベニヤ合板特有の部分が気になって「一枚板」を探してみます。
これが難航(^_^;)
ところがある日、いつもと同じようにググっていたら目に留まったページが…
幅矧ぎ材ではあるものの希望のサイズで小売りしてくれるところを発見。
蓋部分はあえてMDFにしようと思っていましたが、欲しい厚みのものの入手性が悪いためシナベニヤに。

ひとまず材料がそろったので、今日は弐号試作です。
(試作用の「桐」5mm厚です)
(4mmのシナベニヤと5mmの桐)
この材料で、実際に作ってみようと思います。

実は…先日のイベントで道産材を扱っている方と出逢いました。
その方にこちらの希望を伝えると「大丈夫ですよ!」とのお返事を頂けました。
諸々の調整はこれからですが、使いたかった「道産材」の目処もたちました。

さぁ…どうなるかな…(*´ω`*)