そこに山があったから

前回の撮り旅レポも上げきらぬまま、紅葉を目指して出かけて参りました10月2週目、秋の富良野エリア。
そして本日の投稿も2日目のお話からスタートという、時系列に逆らった形ですみません。

初日の早朝、南富良野から出発した私たちが、次の目的地として目指した十勝岳のふもと凌雲閣に着いた時には、すでに駐車場は満杯、続く道路にまで路上駐車があふれている賑わいぶりでした。
2日目の日曜日も到着時刻は同じくらいでしたが、前日よりはやや車も少なく、無事に停めることができました。

そして15分程度の坂道を進んだ先にある安政火口へ。

と、突然、同行のE♡先生が道の左手を指さし、
「あの山に登りたい」
と一言。

あの山。
あの垂直な道を登るの?
どこまで本気?
どうせ途中で「やっぱ無理」となるでしょう。
そう読んだ私たちは
「わかったよ、あなたの気が済むところまで付き合うわ」
と。

ところが。
岩をよじ登り、笹や枯葉に足を取られながらも

…登り切ってしまいました。
そりゃいい眺めですよ、
三段山。標高1,748m。
ハイキングじゃなくて登山。
視線の高さに見える冠雪の旭岳!
いつもはふもとから見上げている噴煙も目線の高さ!

下りの途中までは上機嫌にしゃべり続けていたE♡先生ですが
(あの崖よじ登りのようなコースでしゃべり続けてただけでもすごいと思うのですが)
下りの途中、2度ほど足を滑らせて太ももを打ち付けてから急に意気消沈。
帰り着いた車では
「もう二度と登らない」
と言っておりました(笑)
ちゃんとした靴や装備をすれば、もう少しラク…なはずなのですがね。

でもあの勢いが無ければなかなか登山まではしようと思わなかったであろうと思うと、頂上まで連れて行ってもらったのは自分の方だわ、と思うのでありました。

翌日、自宅の中の階段の上り下りすら辛くなったのはナイショです。

今週末、10月17日は鳥フェスin札幌。
筋肉痛と筋痛に負けている場合ではありません!