「札幌の景観色フレーム」のリニューアル…その2

「その1」では弐号試作に入るところまででした。
今回はその弐号試作の様子をお話ししようと思います。

まずは事前にレーザーカッターで使うデータを作成します。
と言っても、既に初号試作時に大枠は作ってあるので、新たに作ったのは裏蓋になる部分だけです。
また、切り出して端材になる一部は別の作品の材料にすることにもなったので、それ用の彫刻も同時に行います。


実際に作業するときにはレーザーカッターにつながっているPCにすべてのデータを移し、そしてそれが正常に読み込まれているかを確認します。

さぁ切り出しですヽ(´▽`)/
まずは試しに1組分を「彫刻」→「切り出し」と順に行って位置関係等を確認します。

今回は初めて「桐」を使ったので、それぞれのレーザー出力等を調整します。

そしたらもう…あとは応援するだけです(`・ω・´)

特に大きな設定ミスもなく無事に切り出しは完了…
そのあと「軟石や」さんの2階スペースをお借りしてサンドペーパーにて磨きます。
レーザーカッターなので切り口は焦げている状況です。
残す部分と残さない部分のそれぞれの処理を行います。
そして出来上がった各パーツがこちら…

そしてそれらを組み上げるとこんな感じです。

予想通りの仕上がりです!
あとはこれに景観色を塗っていくのですが…
実はその様子は「TwitCasting」(通称ツイキャス)にてライブ配信しております。
いつも深夜の作業が多いのですが、配信は全て録画公開しております。
今後はフレーム作りの部分でもライブ配信出来るように準備しているところです。
過去のライブ履歴はこちらからご覧いただけます。
http://ja.twitcasting.tv/honoka_seasow/show/

この弐号試作は着色して今後の「展示見本」として使用されます。
実際に商品になる木の種類については次回にお話ししたいと思います。