「札幌の景観色フレーム」のリニューアル…その3

弐号試作用の桐材が届く少し前のこと…
イベント出展時に木工さんのブースと向かい合わせになりました。
その時は「色々と作って販売しているんだな…」としか思わなかったのです。
イベントも終了近くになり、ブースシェアしていた作家さんがその木工さんとお話しをしていました。
そして…
「ほのかさん!こちらで板材販売してくれるって!」と叫んでいるではありませんか(゚Д゚;)
「へ?は…はい!」
と自分のブースを放り出してお話しをしに伺いました。
弐号試作の仕上がりを確認して、速攻で見積もりを依頼です(^_^;)

旭川の近く、鍾乳洞やスイカで有名な当麻町。
HOKUON/北央銘木」さんから材料を仕入れることが決定しました!

「発注時に調達出来る道産材(端材)で作ってもらう」という事になり、
なんと…納品されるまでどの木が来るのか分からない面白さヽ(´▽`)/
しかも「最初の納品は挨拶がてら札幌までお持ちします」とのこと。
当日にその板材を見た私はもう…顔がにやけて止まりません(*´▽`*)

今回納品された木々はこちら…

写真の下から順に…
「真樺(マカバ)」「桂(カツラ)」「栓(セン)」「櫟(イチイ)」
「黄肌(キハダ)」「槐(エンジュ)」「神代楡(ジンダイニレ)」
この7種類が届きました。
どの木たちもいい顔をして、そしていい香りがします。

更に、本番仕様に向けてパーツ類や新色も調達します!
まずはフレームを吊り下げる三角環と裏蓋を止めるトンボをたくさん買ってきました(^_^;)

そして今回の追加色分の塗料を和信さんに発注…

「陽光白(シャイニングホワイト)」「藍の里(あいのさと)」「藻岩山(もいわやま)」
更に以前見て気になっていた刷毛「ワシンラックハケ」も売っているお店を発見!
今までの刷毛も好きでしたが、今回はこちらも一新しました(^_^)

…前置きが長くなりましたが…
先日…いよいよ本番仕様での制作をスタートさせました。
まずは板材の種類が分かるように付箋をしっかり貼り付けます。

これとっても大事…裏側に木の名前を彫刻するので、間違えたら大変です(^_^;)

前もって調整しておいたカット・彫刻用のデータを使って、まずはレーザー出力の調整をします。
真樺が一番硬いのと少し小さめの板を見本でつけて頂いていたので、それを使用してまずは予測値で切断!

…ダメです…(*_*)写真でPCの横にあるのは失敗したパーツ類…
何度か目の調整でいい感じの値を見つけました。
とにかく一番硬い木が決まれば、それを元に微調整することでほかの木の値も調整できます。

さぁ…遂にHOKUONさんからの木々たちをカット・彫刻していきます。

レーザーカッターなので切り口は焦げた状態になるのですが、木の種類によってその様子が違うのも楽しい驚きでした。

特に櫟の切り口は、まるでカラメルのような色になります。

実は、それぞれの木ごとに少しずつ出力値を調整したのですが、
最終的に真樺以外は全て同じ値で落ち着きました(^_^;)

色々とバタバタはしましたが、とりあえず予定していた数の切り出しが完了。

残った板材と切り出し後の端材もしっかりお片付けします。
3時間もレーザーカッターで木材を切っていたので、「ものづくりオフィスshare」の中は木の焦げた臭いとうっすら煙ってる状況(^_^;)
次回からは出力値も決定しているので、新しい木が来たとしても効率よく作業が出来るかと思います。

そして切り出したパーツたちです。

三角環やトンボを止めるビス用の下穴もレーザーカッターで同時に開けてあります。

これは櫟…木材名としては一位というので、その名前で彫刻しました。

この後は自宅での研磨→組立→塗装という工程になります。

今回はその様子をはるかが撮影していたので、「その4」で紹介いたします(*^▽^*)

…つづく